こんにちは!1on1C(コミッティ)です。
突然ですが、先日投稿された執行役員 海老澤さんの記事は、もう読みましたか?
1on1ってなんのためにあるの?
( https://isa-plan.jp/topics/904/ )
記事のテーマは、「1on1ミーティングがそもそも何のためにあるのか?」。フォロワはただ制度に乗っかるのではなく、主体的に取り組み活用していくことが必要と紹介されていましたね。
さて、1on1の運用改善を行っている1on1Cでは、社内に「1on1ミーティングに主体的に参加しているものの、何を話したら良いのか分からない」といったフォロワが一定数いるのでは?と課題感を持ちました。
今回の記事では、フォロワ5名の1on1体験記を紹介します。
・そもそも1on1をどういう場と捉えているのか
・事前準備はどのように行っているのか
・1on1ではFLとどんな会話をしているのか
・1on1にて得られた気付きは何なのか
現在1on1の進め方で迷子になっている方は、ぜひこの体験記を参考にして、1on1を設計し実施してもらえればと思います。
「振り返りの場」として活用
まず最初に紹介するのが、1on1を「振り返りの場」として定義し活用している2人です。
日々の業務で起きた事象に対して予め振り返りをし、その内容をもとにFLと対話することで新たな気付きや課題の発見に繋がっています。
Q1:1on1当日までに、どのような事前準備を行っていますか?
ー 毎週提出している週報の内容に対し、再度振り返りをして「深堀り質問」を用意します。更にその質問に対する西村の考えを事前に準備しています。大事にしているのは、「フォロワが受け身にならない」ということです。
Q2:1on1内ではどのような会話をしていますか?
ー FLに壁打ち相手になっていただき、「深堀り質問」について対話を行っています。
Q3:1on1を通してどのような気付きが得られましたか?
ー なぜ?を繰り返すことで、「なぜ週報の事象が発生したのか?」「そもそもの問題は何なのか?」「西村の振り返りは正しいのか?」を考えることができます。さらに、普段業務で携わる上長やメンバー以外の第三者によるFBによって、足りない観点を補ったり、新たな観点に気付いたりすることもありますね。
Q1:1on1当日までに、どのような事前準備を行っていますか?
ー 業務中にあった出来事をメモに残しています。日々の振り返りをする中では、どうしても自分で解決策が思いつかないものもあるので、そういった内容を予めまとめておいて、1on1に持っていくようにしています。
Q2:1on1内ではどのような会話をしていますか?
ーできなかったものを、課題として細かく分解し、次の1on1までの行動計画を立てています。あとは、最近の業務での出来事など、ざっくばらんに雑談もしますね。
Q3:1on1を通してどのような気付きが得られましたか?
ー 対話の中で思考が整理されたり、自分では気付かなかった解決策が得られるので、そこから新たな課題と行動計画を立てられるようになります。また、一人ではなかなか行動に至らないものでも、1on1時に行動計画(次回1on1までに〇〇をやります)を宣言することで、実際の行動に繋がると感じます。
「活躍している社員の考え方に触れ、学びを得る場」として活用
最後は「活躍している社員の考え方や仕事に対する考えに触れ、学びを得る場」として活用しているという瀧ヶ崎さん。FLとともに設定した「一年後のなりたい姿」をベースに、課題感の共有などを行っています。
Q1:1on1当日までに、どのような事前準備を行っていますか?
ー 毎回、1on1の終わりに次回に向けての課題を設定して、課題に対してどのように向き合ったかをメモ程度でまとめるようにしています。
Q2:1on1内ではどのような会話をしていますか?
ー 主に3点あります。
1.自分がプロジェクト先で疑問に感じたことを共有
2.「なりたい姿」に向けた課題感の共有
3.毎月の定例会についての感想を共有
特に2については、初回の1on1時に一年を通してどんな姿になっていたいかを設定したんです。その「なりたい姿」に向けた課題感の共有をしています。これによって、自分が今どのレベルにいて、どんな行動をこれから起こすべきかが明確になります。
Q3:1on1を通してどのような気付きが得られましたか?
ー 相手と対話形式で進めることで、業務について深堀りができますね。あとは、自分があやふやに認識してしまっている部分を深掘りされることで、それを理解するための行動へと繋がっています。また、やらなければいけないことと、やっておくと良いことの区別がしやすくなりました。
最後に
今回は、フォロワのみなさんの1on1体験記を紹介しました!
みなさんに共通していることは、「自分で1on1を設計し、FLにぶつけている」という点。限りある1on1の時間を、どのように使いたいのかを考え実施することで、有効活用できると良いですね!