先日12/12(土)にて、5回目となる内定者勉強会”On-Boarding Program”が行われました!
今回のテーマは「ロジカルシンキング」。日本語では「論理的思考」と訳されます。
さらにロジカルシンキングに限らず、何かを考える際には「フレームワーク思考」に基づく発想が大切であるということについても、合わせてお伝えしてまいります。
当レポート記事は、rikuが担当いたします。
はじめに – ロジカルシンキングとは? –
「ロジカルシンキング」とは、物事を結論と根拠に分け、その論理的な繋がりを捉えながら物事を理解する思考法のこと。
「クライアントに分かりやすく説明する」「クライアントが抱える問題の原因を特定する / 解決策の立案を行う」等の場面で有効な思考法であり、当社アイエスエイプランでも、活躍人材の行動特性として重要視されているものです。
参考:リクルートマネジメントソリューションズ「ロジカルシンキングとは」https://www.recruit-ms.co.jp/glossary/dtl/0000000192
ビジネスフレームワークとは?
フレームワークとは枠組みのこと。何かを考えたり分析したりする際の枠組みとして「ビジネスフレームワーク」というものがあり、これを用いることで、「何を考えるべきか?」「何を整理すべきか?」を明確にし思考を加速させることができます。
特にロジカルシンキングに使えるビジネスフレームワークには、「ロジックツリー」「ピラミッドストラクチャー」などがあります。
参考:株式会社アンド著『ビジネスフレームワーク図鑑』(翔泳社、2018)
今回の勉強会では「ロジックツリー」について学んだので、次項からより詳しく解説していきます…!
(※)なおピラミッドストラクチャーの「空・雨・傘」は、「Why so(なぜ)?」と合わせて、アイエスエイプランの業務週報にて「対策」を考えるうえで有効な思考法といえます。
「ロジカルシンキング」×「ビジネスフレームワーク」
ロジックツリーは、物事を分解して考えていくことで、「全体」と「部分」を網羅的に整理できるビジネスフレームワークです。
Whatツリー・Whereツリー・Howツリー・Whyツリーなどいくつかあり、その中でもWhyツリーは「問題の原因分析」を目的とするものです。
今回のワークでは、このWhyツリーを使って、提示された問題の原因分析を行いました。
参考:株式会社アンド著『ビジネスフレームワーク図鑑』(翔泳社、2018)
Whyツリーを題材に、実践してみました!
「問題」を起点として、その「原因」をツリー状に分岐させながら階層をつくるWhyツリー。
ここで重要なことは【1】階層ごとの情報の粒度を揃えつつ、高層に向かっての「具体→抽象」を帰納的に行うこと、【2】分岐の前後で論理的に飛躍させないこと(ひと飛びで具体化 / 抽象化し過ぎないこと)の2つです。
いざ実践してみると、「『同じ粒度』ってなんだろう?」「どこまで具体化 / 抽象化すれば良いんだろう?」の判断が意外と難しく、ビジネスフレームワークに沿ってロジカルシンキングを行うことの難しさを痛感しました。(笑)
「精度の高い仮説」を生み出すフレームワーク思考
今回取り上げられた「ロジックツリー」以外にもビジネスフレームワークは多数あり、問題発見・課題設定・アイデア発想等々、そのときの目的に応じて使い分ける必要があります。
このとき大切なのは「いま直面している問題の『全体像』や『構成要素』は、フレームワークに当てはめることで明らかにできないか?」という意識。これを「フレームワーク思考」といいます。
ビジネスフレームワークに沿って(演繹的に)思考することで、ゼロから考えるよりも短い時間と少ない労力で、より精度の高い仮説が立てられるようになります。
参考:株式会社アンド著『思考法図鑑』(翔泳社、2019)
おわりに
今回の記事では21卒On-Boarding Program第5回の内容を取り上げました!
ちなみに、アイエスエイプランでは選考中にいくつか課題が出されますが、これらの思考が出来ているか?に気をつけてみると良いかもしれません…!
第6回の記事もどうぞお楽しみに ( ^ ^ )