みなさんは「リーダー」ってどんな人だと思いますか?
おそらく『高い能力を持つ人がリーダー』というイメージを持っている方、多いのではないでしょうか?
…ですが、既にこの考え方は古いとされているんです。
今回のゴールは、この「高い能力を持つ人がリーダーっぽい」という概念を変えること。それでは新しいリーダーシップを学んでいきましょう!
あなたが考える、リーダーに必要な条件と有名なリーダーとは?
それではまず、前提知識無しで
「リーダーっぽい条件を挙げてください」と言われたら、何が思いつきますか?
例えば定例会で挙がったのは、これらの条件。
説得力がある人、ついて行きたいと思える人、ご飯をいっぱい食べる人(?)…
確かにリーダーっぽいなあと感じますよね!
・言葉に説得力がある
・ついていきたいと思わせる何かがある
・配慮ができる
・ご飯をいっぱい食べる
・圧倒的な権力を持っている
・謎の安心感がある
・皆が嫌がることを積極的にやる
それでは、「リーダーとして有名な人を挙げてください」と言われたらどうでしょう?
各界で優秀な成績を収めていたり、チームを統率した実績がある方は、やはりイメージしやすいですよね。
・徳川家康
・デレク・ジーター
・澤穂希
・織田信長
・孫正義
・坂本勇人
リーダーシップに対する誤解とは?
ここまで、リーダーに必要な条件と有名人を挙げてみました。
みなさんそこまで悩むことなく、なんとなーくイメージできたのではないでしょうか。
…しかし、実はみなさんのリーダーシップに対する考え方には大きな誤解があります。
まずはその3つの誤解を紐解いていきましょう。
誤解① 優れたリーダーになるためにはどうすればいいの?
この誤解では、「優れたリーダーにならなくては」という気持ちがありますが、
なれるなれないの話ではありません。
もしサッカー日本代表の監督が徳川家康だったら…?
もしかしたら奇跡が起こって上手くいくかもしれませんが、適任ではない可能性が高いですよね。
サッカーの監督は、サッカーを専門としているからリーダーシップを発揮できる。徳川家康はサッカーの専門外だから、こここでは適切なリーダーシップは発揮できない。
そもそも状況によって有効なリーダーシップは異なるため、「こうならなくてはいけない」というものでは無いんです。
誤解② スーパースターにはなれないから、私は優れたリーダーにはなれない…
人というのは、性格も能力も異なりますよね。
先ほど挙がった人物を見ても、誰一人として同じ性格・能力の人はいません。
このように、リーダーシップはその人の持つ性格や能力に深く依存しています。
何でもできる人が優れているわけではないし、完璧である必要もありません。誰でもその人なりのリーダーシップを発揮することができるんです。
誤解③ 私は管理職ではないので、リーダーシップを発揮する必要がない!
リーダーというと、優秀層でもさらにみんなを統制する人が挙がってきがちです。しかし、そのようなポジションにつかなくとも、リーダーシップは発揮できますし、誰もが発揮することを求められています。
次回予告
前編の今回は、従来のリーダーシップの考え方と、みなさんが考えがちな誤解についてお話しました。
次回はいよいよ、「新しいリーダーシップの考え方」、そして「アイエスエイプランのリーダーシップ」について紹介していきます。
それでは後編もお楽しみに!