こんにちは。takumiです。
前回の話。
「GPUマシンが届いたので開封しました!」でした。
GPUマシンが届いたのはいいですが、
電源入れたらすぐ使える、ということにはなりません。
いろいろ環境設定しなきゃいけないことがあります。
なので今回は、「GPUマシンを使えるようにする」ために
いろいろ試行錯誤しました、という話です。
OSを入れました
OSというものがあります。
オペレーティングシステムのことで、
コンピューターを動かすためのソフトウェアのことです。
コンピューター全体を管理、制御し、人が使えるようにする役割があります。
有名どころでは「windows」とか「macOS」ですね。
さてGPUマシンにはどんなOSが入っているかというと、
OS、入ってません 。
なので、OSを入れました。
今回インストールしたOSは、
「ubuntu」(ウブンツ)と呼ばれるものです。
インストールすると、いろんな質問が来るので
それに答えていると気がつくとインストール終わっている、
という感じでした。
その様子がこちら。
「インストーラの翻訳は、選択された言語では完全ではありません。選択された言語に翻訳されていないダイアログに実際に出会うことは極めて少ないですが、完全だとは言い切れません。選択された言語でインストールを続けますか?」
と、書いてます。
こういう質問に(先輩に助けられながら)答えてインストールは完了しました。
その他、GPUを使うために必要な諸々
OSをインストールしてもまだ使えるわけではなく、他にも、、、
・NVIDIAのドライバ(これないとOSがGPUを認識しない)
・CUDA(GPU向けのC/C++言語の統合開発環境。これないとGPU使えない)
・cudnn(深層学習用のライブラリ。計算が速くなる)
・anaconda(Python本体とPythonでよく利用されるライブラリをセットにしたPythonパッケージ)
など、いろいろ入れた結果、、、
なんとか、GPU動きました。
【次回予告】
「動きました!」といっても、これじゃわかりにくいので、
次回は実際に深層学習をしてみようと思います。
お題は、
「1〜9の数字が書かれた画像データを学習することで、そこに書かれている数字が何かを判断する」
です。