あなたの声がより良い組織作りに繋がる!?パルスサーベイを導入しました!

  • 2020.12.17
  • admin

アイエスエイプランでは、20年度7月よりパルスサーベイ(wevox)の導入を開始しました。

導入から半年ほどが経ちましたが、社員のみなさんの中には「何かよく分からないけど、とりあえずアンケートに答えている」という人も多いのではないでしょうか。今回は、パルスサーベイの目的やメリットに焦点を当ててお話します!

パルスサーベイとは?

「パルスサーベイ」を日本語に訳すと「脈拍の調査」。まるで人間の脈拍をチェックするように、組織と個人の健康状態を測ることができる手法です。
アイエスエイプランではこれからの組織拡大に向けて、現在、組織内で潜在的に存在している課題を解決したいという背景から、「会社の状態を可視化し、より良い組織づくりを行うこと」を目的に実施しています。

パルスサーベイで何が分かるの?

社員のみなさんには、2週間に1回、5問程度の簡単なアンケートに答えていただきます。この調査によって、現在のみなさんの状態が数値となって表れ、組織全体・FLごと・プロジェクトごとに点数化されます。
そして、パルスサーベイによって取得できる数値のことを「エンゲージメント」といいます。

エンゲージメントとは?

そもそもエンゲージメントとは何なのでしょうか。パルスサーベイ測定ツール「wevox」のサイトには、下記のように定義されています。

エンゲージメントとは、組織や仕事に対して自発的な貢献意欲を持ち、主体的に仕事に取り組んでいる心理状態を指しています。

(出典:wevox「エンゲージメントとは」https://get.wevox.io/engagement)

エンゲージメントは、従業員個人が感じる「モチベーション」や会社が与える「従業員満足度」などの一方的な要素とは異なります。組織と従業員の双方による影響が関係している点が大きな特徴です。

パルスサーベイで実現できること

2週間に1回のパルスサーベイを繰り返すうちに、エンゲージメントの変動が明らかとなります。そしてその変動のうち、エンゲージメントが下がっている場合には、組織(チーム)に何かしらの課題があると考えることができます。

例えば「健康」という項目のエンゲージメントが低下したとしましょう。まずはこのエンゲージメントの上がり下がりを確認することが、チーム内の対話のきっかけとなります。そして対話の中で、「残業が多いのかもしれない」「作業配分が適切でないかもしれない」といった課題の仮説を立て、納品の期限を遅らせる・メンバー間で分担をして負担を減らすなどの対策を取ることができます

このように、エンゲージメントの見える化が課題を考えるきっかけとなり、今まで勘と経験から対策していたものも、数値的根拠を基に課題を発見し効果的な対策を取れるようになります。

良い数字を保つことが目的ではない

みなさんの中には「あれ?前回よりもエンゲージメントの数値が下がっちゃった!どうしよう!」と感じている方もいるかもしれません。

しかし、パルスサーベイの目的は「良い数値を保つこと」ではなく、「組織と社員の課題を明らかにし、対策することで組織をより良くする」ことです。前回から数値が下がっていたとしても、それは今の状態として現れた数値です。

先ほどお話したように、数値の上がり下がりから課題を考え、アクションに繋げていくことが、みなさんの働きやすさより良い組織作りに繋がります。

おわりに

今回は、今年度より導入されたパルスサーベイについて特集しました!
この記事をきっかけに、パルスサーベイを実施する目的や意味を知っていただけたら嬉しいです。