クライアントが言語化できていない、心の奥の想いまでを想像して提案する。ーエンジニア1人当たりの売上が高い理由

  • 2021.03.20
  • ebisawa

“コンテクスト”を感じる力が強みに。

アイエスエイプランのエンジニア1人当たりの売上は、約2000万円超。これは同規模だけでなく、私たちより規模の大きい企業さえも上回る数字です。その理由として考えられるのは、「営業の強さ」、「エンジニアひとりひとりの強さ」、「マネジメントの強さ」。

こう話すと、もとから優秀な人が多くいるから、この数字を可能にしているように聞こえますが、環境や研修による、ひとりひとりの成長が大きな理由と感じています。この成長とは、会社が大切にしている“コンテクスト”を感じ取る力を身につけ、養い続けること。“コンテクスト”には「文脈」などの意味があり、表面上ではわからない、人や物事の背景や状況、関係を指します。

私もまだまだ勉強中ですが、みんなでこのコンテクストを感じ取る力を常に高め合っているのが、営業力、仕事力、マネジメント力につながっていると考えています。

提案につながる言葉を、ふと聞ける関係をつくる。

では、具体的にはどのような動きをしているのか。それは、やはり最初はクライアントも私たちも人であるので、コミュニケーションをしっかり取るということ。このとき、重要なのはクライアントのために仕事をするという意識。そして、物事はクライアントの視点で考えることです。

そうしていると、ちょっとした雑談などのときにクライアントが「いま新しい動きがあって…」、「困ったことがあって…」など、ふとした想いを気軽に話してもらえるようになります。その想いを逃さず受け止め、私たちができることを考えながら、深くヒアリング。クライアントから提案を求められる前に企画書にまとめてアプローチをしているのです。

事実、次年度にサーバーの更改を控えているという情報をキャッチ。これまでの付き合いのなかで、クライアントにはサーバーに詳しい人が少なく、体制がないことを予測し、どんな体制でプロジェクトをはじめればいいかなどを自主的に提案。クライアントの想いを、一足早くカタチにすることで新しい仕事につながりました。